面接入室時の「マナー」

面接入室時は、面接官のどうぞを待ってから

面接会場に入室をする際にはノックを行いますが、ついつい油断をしてしまい、ノックをしてからすぐに扉を開けるという面接者も少なくありません。
ですが、どうぞと中側から一声かかる前にドアを開けてしまうのは失礼に値しますので、必ずノックをした後は、面接官のどうぞ、の一声を待ちましょう。
万が一、どうぞと言われない場合、もう一度ノックをして、それでも返事が無ければ、5秒ほど待ってから入室を行ってください。

また、ノックの回数は、必ず三回行いましょう。
二回ノックで済ませてしまうような方も中にはいますが、二回ノックはトイレノックとして、失礼に当たることも少なくありませんので、必ず三回行うようにしてください。

入室をする際のマナー

どうぞと声がかかって扉を開けてから、入室する前に必ず、失礼しますと一声かけてから入室をします。
入室したら、きちんと扉を閉めてから、扉の前で、きちんとお辞儀をし、宜しくお願い致します、の挨拶を行ってください。
ドアを閉める際には、背中が面接官に対して完全に後ろを向いてしまわないように、多少横向きで扉を閉めましょう。

宜しくお願い致します、のお辞儀をする際には、きちんと45度のお辞儀を心がけて、丁寧に挨拶をしてください。
こちらもついつい忘れてしまいがちなマナーですので、キチンとお辞儀をするように心がけましょう。

入室時のマナーを守ることが第一印象のマナーに繋がる

面接の際には、第一印象が非常に重要なポイントになります。
その為、どのようにして入室をするかどうか、きちんとチェックしている面接官は少なくないでしょう。
入室時の基本的なマナーを丁寧に守るだけでも、面接官の印象を大きく左右すると言っても過言ではありません。
ついつい面接に気を取られてしまいがちですが、勝負は入室時からであると言っても過言ではありませんので、よく準備をして上で面接に臨みましょう。

面接に臨む際には、入退室の部分もセットで練習するように心がけると、面接でミスをしにくくなります。
志望動機や自己PRを考えることも重要ですが、考えるポイントはそこだけではないということも忘れずに、面接に臨むようにしてみてください。
面接準備の基本中の基本ではあるものの、忘れられることが多いため、入室だけを重点的に練習する時間を設けても良いでしょう。

また、入室時には笑顔で明るく爽やかに入室することも大切です。
入室時の印象を大きく左右する重要なポイントになりますので、緊張を表に表さないように、爽やかに面接に臨むように努力していきましょう。
笑顔の練習は、鏡を使って行うと、本番でもうまく笑えるようになります。