協調性を学ぶためのコツ

協調性について

社会人になると仕事で相手と話す機会が必ず存在します。たとえ、それが個人営業であったとしても、クライアントと取引する際のやり取りや、そもそも起業する際に発生するたくさんの手続きを指定機関へ書類の提出などがありますがこのときに多くの人と話さなければなりません。

このことから、会社で働く以上、必ずコミュニケーションを必要とすることを意味しており、同様にそのスキルも求められます。そしてコミュニケーション能力が高い人は、周りと連携した仕事がしやすく、相手とのやり取りで何を言わんとしているかを正確に理解し、それに基づいた適切な回答しやすい人とみてよいでしょう。

社会人になって会社の上司や先輩、同僚などと働く前に、自身のコミュニケーションを磨いておいたほうが、スムーズに仕事がこなしやすく、ストレスの軽減にもなり得ます。

共同生活で得たこと

働く以上はコミュニケーション能力が必要です。そのため、コミュニケーションを養う環境があればベストですよね。そこで私は、共同生活を経験することが大事だと感じています。

共同生活できる環境は、ルームシェアやシェアハウスなど色々ありますが、学生の場合は学生寮や学生マンションがおすすめでしょう。私も大学に在籍していた時は学生寮(早稲田大学のキャンパス周辺物件)で生活してきました。

学生寮に住んでいて気づいたのは自分の協調性のなさでした。
「自分は自分、他人は他人」と境界線を引いていましたが、自分が解決できない問題にぶつかってしまった時は、解決までに時間をかけていました。しかしながら、人に質問すれば簡単に解決できる問題も多く、結局のところコミュニケーションは大事だなと感じています。

学生寮に住んでいた時の経験で、私のほかに新しく入居しはじめた仲間から声をかけられたのですが、私自身の都合で頭がいっぱいで、相手の質問したい内容が入ってこなかった経験があります。何をいっているかが理解できない以上、答えられることはできません。

2.3回のやり取りで会話が終わって、私もさっそうと自分の予定に戻りましたが、今思えば、あれは困っている仲間への対応ができていなかった苦い思い出です。

コミュニケーションを養おう

仕事をしはじめてから、社員間での連絡事項は欠かせません。学生寮で協調性を磨くことのできる環境にいたことと、仲間とのやり取りもあってか、協調性の重要性に気づかされた良い経験だったと思っています。

もし、協調性がないと感じている人がいても、落ち込む必要はありません。「今は」協調性が身に着いていないだけで、訓練すればいつでも身につけることは可能です。

私の経験も踏まえて学生寮や学生マンションなどの共同生活ができる物件に住むのは、コミュニケーションを養うことにおすすめです。